SSブログ

このアジサシは:150605、06 [カモメ 14+]

5日、曇天の中、コアジサシに混じって見慣れないアジサシの仲間。

●こんな姿のアジサシが2羽いました。
IMG_5090.jpg



●コアジサシと比べると一回り大きく、
IMG_5095.jpg
●飛ぶ姿はこんな感じ。下はコアジサシ。
IMG_5233-9b841.jpg

帰宅して、図鑑やWebと睨めっこ。嘴と足が赤いので、候補はベニアジサシ、アカアシアジサシ、
キョクアジサシ。嘴が短いのでベニでないのは明らか。なので、アカアシかキョクのどちらか?

明るい中で撮り直したくて、6日に再出動しました。
●結構近くにとまっていました。
IMG_5359-19569.jpg
●2羽ではなくて、若?らしいのもいて3羽。
IMG_5372-2fd73.jpg
●リラックスしてお休み中でした。
IMG_5365-d1a1d.jpg
IMG_5379-bd45d.jpg

●良い感じの明るさで撮った特徴は、
IMG_5413-b86fc.jpg
●拡大版。成鳥2羽共ですが、嘴は短く先端が黒くない。
IMG_5413k-eba43.jpg
●これはキョクアジサシに違いない!
IMG_5431-88022.jpg

と、自分の中では盛り上がって、記事も記載していましたが、ちょっと引っ掛かっていて、
念押しでイラスト図鑑を見ていたら、何と、そっくりな姿が。クロハラアジサシの夏羽。
気にはなっていましたが、確かに腹は黒いし、足もちょっと長め。若?は冬羽の姿にそっくり。

結論からは、間違いなくクロハラアジサシの様です。

●クロハラアジサシの成鳥(夏羽)と若?(冬羽?)の飛ぶ姿にてお終いです。
IMG_5458.jpg

ちなみにキョクアジサシは、繁殖地の北極と越冬池の南極の、往復3万2000kmを渡る
驚異の渡り鳥で、日本は渡りルートでは無いので、本当ならレアで驚きの出逢いでした。


nice!(27)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 27

コメント 2

コメントの受付は締め切りました
Hiro

キョクアジサシだったら珍鳥発見でしたね。
クロハラアジサシだって十分珍しいと思います。
クロハラアジサシはこちらにも5月頃やって来ていたみたいですが、
見に行けませんでした(T_T)
良い感じに撮られていて、記録として残しておくにもいい写真ですね^^
by Hiro (2015-06-12 19:35) 

じゅんじい

Hiro様
自分的には、なかなか面白い展開でした。
わかってみると、全然普通の話でしょうけど、
こういうのも、鳥見の面白い所なんでしょうね。

by じゅんじい (2015-06-13 19:23)